2017年02月27日更新
「観光危機管理」に関する講演会を開催しました。

平成29年2月22日(水)、甲府キャンパスにおいて、本学地域防災・マネジメント研究センターと地域未来創造センターが主催する(共催:山梨県及び公益社団法人やまなし観光推進機構)公開講演会を開催し、観光関連及び自治体関係者や本学教職員・学生等約70名が参加しました。

東海沖地震や富士山噴火などの大規模自然災害の発生が叫ばれる現在、山梨県の主要産業である観光の危機管理をテーマに、高松正人 JTB総合研究所 常務取締役・観光危機管理研究室長より、「観光立県に不可欠!観光危機管理の具体的な方策」と題してご講演をいただきました。

高松室長は、日本を訪れる外国人観光客が急増している中、インバウンド観光に影響を与える自然災害等の危機に対して、観光の面からの対策が不十分であると指摘し、減災、危機対応への備え、危機への対応、危機からの回復等の観点から「観光危機管理」の重要性を説きました。特に、観光客や観光に従事する者も含め事前意思決定の出来る危機管理計画の整備や訓練が必要と述べるとともに、風評被害を最小化するため初動対応において迅速に現状把握し、あらゆるチャネルを駆使した情報発信を行うべきと強調しました。

高松室長の体系的な講演を参加者はメモを取るなど熱心に聞き入り、現場での具体的な実行策など活発な質疑応答が交わされるなど、有意義な講演会となりました。