お問い合わせ

【授業風景】農家民宿及び農作業の体験・醸造場の視察を行いました。

実施日:平成28年10月9日(日)、10日(月)

地域課題解決科目「アグリツーリズムの実践」では、甲州市勝沼町菱山の農業法人ぶどうばたけ様のご協力をいただき、農家民宿及び農作業の体験、醸造場の視察等を行いました。今回は、山梨県内で最初の許可となった農家民宿に宿泊し、農作業体験を行うことで、農業を活かしたツーリズム、あるいは都市農村交流・共生のあり方を学ぶことを目的とし、14名の学生が参加しました。

ぶどうばたけさんは江戸時代から16代続くブドウ農園です。現在は、ぶどう販売・ぶどう狩りに加え、ワイン醸造やぶどう等を原材料とした菓子製造、農家民宿など多様な商品やプログラムの開発などにも取り組まれており、6次産業化など、農業の多角化という分野において、県内はもとより、国内でも有数の先進的な取り組みをされています。

21日目は、3班に分かれて「ブドウ収穫(醸造用の甲州種)」「ブドウの手入れ(傷の付いた粒を取り除く)」「レーズン製造」を体験しました。夜には、取締役の三森かおり様からご自身の経験を交えながら、ぶどうばたけ様の取り組み、あるいは農業のこれからなどについてお話をいただきました。参加学生が全員女性だったこともあり、三森さんの女性の視点からみたお話はとても刺激的だったようです。

62日目の最後には、園主の三森斉様から、昔からの道具を使った手絞りを続けられている菱山中央醸造の醸造場をご案内いただき、ワインづくりのご説明をいただきました。次の週末が仕込みとのことで、今回収穫・手入れをさせていただいたブドウもおいしく仕込まれていくことを願っています。

初日の夕食時には、無添加100%のぶどうジュース(デラウェア)を堪能させていただきました。こちらは「飲むブドウ」というより「食べるブドウ」のイメージと説明いただいたように、ぶどうが凝縮された贅沢な一品で、味覚でもさまざまな体験をさせていただきました。

2日間の経験を通じて、ぶどうばたけさんのさまざまな取り組みをうかがい知ることができ、農業のこれから、あるいは都市と農村交流、ツーリズムのあり方を学ぶことができました。
都市と農村の交流・共生は、山梨に住む学生にはやや難しいテーマかもしれませんが、今回の経験をきっかけに学生各自が考えをさらに深めていければと思います。

最後になりましたが、今回お世話になりました有限会社ぶどうばたけのみなさまに厚く御礼申し上げます。

 

学生の声

・自分の実家も農家で手伝いをしているが、家族で地域の発展などについては考えたことはなかったので、これからは農業を存続させていくためにはそうしたことも大事だとわかった。観光客も多かったので、そうしたことから何ができるかを考えてみたい。

・生まれも育ちも山梨で、山梨が大好きだが、魅力を伝えたいと思っても、葡萄の品種がたくさんあることも知らなかったし、レーズンもたくさんの品種があることも知らなかった。魅力を伝えるには、自分が体験して、知識を身につけないといけないと思った。農家は先祖代々、昔のことを引き継ぐだけというイメージがあったが、環境などが変化する中で、自分がやりたいことを考えながらやることが大切であるとわかった。引き継ぐだけが伝統ではないと感じた。

 

1 3 5