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尾白川渓谷で環境調査(フィールドワーク)を実践しました

実施日:平成30年7月16日

地域課題解決科目「森林の継承と環境保全計画立案」では、山梨県北杜市尾白川渓谷を調査地として、地域の貴重な森林域を有する南アルプスユネスコエコパーク域を学ぶとともに環境調査(フィールドワーク)を実践しました。

まず、生物圏保存地域(Biosphere Reserve)*1の仕組みと狙い、本科目の主な対象地域である「南アルプスユネスコエコパーク」について、野外で講師の方と議論形式やホワイトボードを活用してその基礎を学びました。
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そのうえで、地域の特徴である「水」、そして「地質」について、川の「水」と「花崗岩」に実際に触れながら緩衝地域*2の自然環境を理解するとともに、渓谷沿いの甲斐駒ケ岳神社から水と地域の関係、駒ヶ岳講をはじめとする山岳信仰といった地域の文化についても理解を深めました。

さらに、同じく尾白川渓谷において、フィールドワークの基礎を理解したのち、各自調査を行い、それを参加メンバーに紹介し、議論することで、今後の更なる課題の発見(フィールドワークのサイクル)について実体験しました。フィールドで様々に活動したり、熱心に講師やお互いの発信した情報に聞き入り、議論する姿がとても印象的な野外調査でした。

*1 生物圏保存地域:日本では「ユネスコエコパーク」と呼ばれることも多い

*2 緩衝地域:生物圏保存地域の3つのゾーンの一つである。核心地域とよばれるゾーン(絶滅危惧種といった厳格に保全すべき生態系を有している地域)に対して緩衝機能を有している。環境教育や各種イベントなどに活用することもできる。

www.coc.yamanashi.ac.jp/2960