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島根県奥出雲地方において観光地域づくりに関する現地調査を実施

地域課題解決科目「アグリツーリズムの実践」では、鳴沢村の新たな観光資源の発掘や地域特産農産物の活用と6次産業化の実現のため、平成29年11月に、鳴沢村を会場として開催したシンポジウムで地域活性化のための提案を行いました。

今年度は、その提案内容を、平成31年度以降に具体的な事業として実現していくことを目指して観光地域づくりビジョンの検討を行っています。

今回、鳴沢村における資源活用の現状と課題を相対化し、より深い課題認識に基づくビジョンを策定するため、12月6日から10日にかけて、教員及び科目参加学生の一部で島根県奥出雲地方の観光地域づくりについて視察するとともに、観光協会やゲストハウスオーナーからのヒアリング調査を実施しました。

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観光協会でのヒアリング

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地域発信を意識した観光案内所

 

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移住者の方がオーナーのゲストハウス
(ガソリンスタンドをリノベーション)

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博物館に併設された宿泊施設

 

今回の視察の主たる目的地とした島根県奥出雲町は、島根県と広島県の県境に位置する中山間地です。同地域では出雲神話の舞台であるとともに、古來よりたたら製鉄がおこなわれ、また、たたら製鉄に由来して、水田(砂鉄を含む土壌は鉄分が多く良質の米がとれる。砂鉄取りが行われた場所が農地になっている。)、そろばんづくり(高度な鉄加工がそろばんづくりの道具を生み出す)など、現在の多用な生業につながっています。

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地域資源をストーリーとして伝える

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砂鉄採りの後に形成された水田

奥出雲町では、こうした地域のストーリーを観光に活かそうと、さまざまな取り組みが進められており、また、観光プロモーションにおけるデザイン性なども注目されます。

そうした取り組みの在り方は鳴沢村においても有効であると考え、現地での調査を行ってきました。

奥出雲町における課題などについても把握することができ、一連の調査を通じて、学生も鳴沢村の課題や計画案を念頭にさまざまな情報収集を行うことができました。

今回得られた知見は、鳴沢村の観光ビジョンづくりに活かすとともに、2月に実施する鳴沢村でのワークショップで報告できればと考えています。

また、本プログラムは、本年4月に締結した山梨大学・鳴沢村包括的連携協定を踏まえて進められている共同研究「鳴沢村における地域資源の観光活用手法・体制に関する調査研究」として進められています。

www.coc.yamanashi.ac.jp/education/3633

 
奥出雲町観光協会ウェブサイト https://okuizumo.org/jp/
ゲストハウスかがり屋 http://kagariya.org/
奥出雲多根自然博物館 http://tanemuseum.jp/

山梨大学生命環境学部 観光まちづくり研究室