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ワイン品質向上のためのブドウ収穫時期最適化技術開発

代表者:岸本 宗和 准教授(生命環境学域)

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■プロジェクトの目的

山梨がワイン市場において競争力をもち、発展するためには、高度な栽培技術を持つ農家の育成と確保、ワイン品質の向上など、解決しなければならない課題が山積する。ワインの香気成分含有量は、ブドウの収穫時期のわずかな違いによって大きな影響を受けることから、安定的な品質向上には最適時期にブドウを収穫することが重要である。しかしながら、ブドウの成熟は年ごとの気象条件に影響されて一定ではないため、最適の収穫時期を見極めることは容易ではない。申請者らは、2012 年~2014 年に韮崎市上ノ山圃場を対象として、圃場に設置したフィールドサーバーを用いた気象観測とブドウの生育・成熟調査から、「有効積算温度」が最適の収穫時期を見極めるために利用できる可能性があることを見出した。

本プロジェクトでは、標高が異なる圃場を新たに試験対象に加えて、有効積算温度とブドウの生育・成熟変化の基礎データの蓄積を進めるとともに、気象観測から有効積算温度を可視化し、ブドウの生育・成熟変化を予測して最適時期に収穫ができる新たな栽培支援システムの構築の基盤技術開発を目指す。

 

H27成果報告書_ワイン品質向上のためのブドウ収穫時期最適化技術開発