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有機農法による循環型農業のための山梨県産竹酢液の高度利用

代表者:乙黒 美彩 助教(生命環境学域)

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■プロジェクトの目的

放置竹林は全国規模での環境問題として認識されている。山梨県においても、南部町や身延町をはじめとする山梨県全域の早急に解決されるべき課題の一つである。本プロジェクトはこのような山梨県内の放置竹林の間伐材から生産される竹酢液を有機農業へ利用することを検討し、地産地消の農業材料の生産と地域のバイオマス資源の物質循環システムを構築することを目標に据える。そのために以下の具体的な課題を設定し取り組んでいく。

  • 竹酢液が水耕栽培農作物に与える生育促進・抑制効果の調査
  • 竹酢液を活用した圃場の地力増進のための有用微生物の群集解析
  • 水耕栽培および露地栽培により作出された農産物の栄養成分変化

竹酢液はこれまで農業や園芸分野では慣行的に使用されてきており、科学的な見地からその有効性を明らかにすることが望まれている。本プロジェクトで上記課題を解決することにより、竹酢液の土壌への経験則によらない学術的な影響を解明し、有機農法への竹酢液利用の普及が促進できるばかりでなく、高齢化が進む農作業従事者の負担軽減が図られると考える。

H27成果報告書_有機農法による循環型農業のための山梨県産竹酢液の高度利用