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甲州市・上条集落の突き上げ屋根民家及びむら並み保存のための風景学習プログラムの開発

代表者:田中 勝 教授(教育学域)

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■プロジェクトの目的

上条集落(甲州市塩山下小田原上条)は養蚕とともに発展してきた特色ある民家が周辺の畑地や自然環境と一体となって美しい風景を創り出していることから平成27年5月15日、国内で110ヶ所目、県内では早川町赤沢地区に次いで2ヶ所目の重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建)に選定された。上条集落に見られる切妻突き上げ屋根民家の集落は山梨県を代表する貴重な地域資源である。
上条集落の美しい風景や集落を守り残していくためには集落内の伝統的建造物の修理やその他建物の修景、生活環境整備のみならず、民家や歴史的町並み・集落等の保存、伝統文化の継承に対する県民の意識啓発が重要である。上条集落の重伝建選定後の民家・むら並み保存の課題を明らかにし、その解決に向けて考え行動できる実践的な人材育成を図る必要があり、県内の小・中・高校及び大学における「美しい里づくり」学習をその出発点として位置づけることも可能である。

本プロジェクトは、①学校・地域・自治体等の連携による民家・集落・町並み学習の先進事例、②山梨県内の小・中・高校における民家・町並み・集落・まちづくり学習の実態と学習ニーズ、③甲州民家情報館ペーパークラフトの開発の3点について検討し、美しい里づくりのための風景学習(町並み保存学習)のプログラム及び教材開発の基礎資料を得ることを目的としている。

平成27年度成果報告会ポスター